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ジャーナルのガイドライン

著者のための指示

論文を書く 

 

投稿論文について一番重要なのは、読み易く、ジャーナルが指定した論文のガイドラインに沿っているということです。ジャーナルによってそれぞれの特長はありますが、論文展開におけるキーポイントを尊重することで、論文の採択率を大幅に上げることができるのです。

一般的なポイント; 

論文構成 

一般的にはジャーナルから指定されますが、観察と実験論文のセクションの典型的な順序は:イントロダクション、メソッド、結果、考察、です。

 

校正やレヴュー作業がし易いよう原稿はダブルスペースを開け、マージンスペースをとったフォーマットにします。タイトルページから順にページ番号を打ちます。

 

タイトルページ 

 

論文の表紙です。研究について以下のような重要な情報を記載します。

 

論文タイトルは、幅広い科学分野の読者にとって簡潔でわかりやすいことが大切です。ジャーナルによりますが、通例、2〜3行で収めます。研究内容に関する必須の情報、オンライン検索で記事がヒットするキーワードを含めます。

 

作者:ここでは、責任を担って研究に参加したすべての研究者の肩書き、所属機関も記載します。またすべての作者の名前、住所、電話/ファクス番号、Eメールアドレスも必要です。再印刷のリクエストが来る場合もありますので、作者の詳細も記載しておきます。

 

支援者;研究が受けた助成金、設備、薬剤、その他、すべての援助については、タイトルページに表記します。

 

ワード数;論文テキストのみをカウントします。アブストラクト、謝辞、図説、リフェランスのワードは含みません。ジャーナルからのワード数指定に従います。通常アブストラクトについて別のワード数が指定されます。図表の数についても同様です。

 

ランニングヘッド;ジャーナルによって、タイトルページのみ40文字以内のサブタイトルをフッター位置に記載するよう指定がある場合もあります。

 

アブストラクト 

タイトルページの次に位置。論文本文とは別個にワード数指定されます。研究の目的、背景、基本的な手順、主要な発見と結論、その貢献度の高さを強調し、論文の全体的な情報を伝えます。目標ジャーナルのウエブサイト上の投稿規定で特に指定がない限り、リフェランス、略語、頭字語、数字、測定値の使用は推奨しません。.

 

イントロダクション

 

論文本文の最初の部分。通常、タイトルページ、アブストラクトページの次、3ページ目に位置します。具体的な研究目的、観察を述べる前に簡潔に、研究のコンテキスト、背景を伝えます。結果やデータ、必須でないリフェランスは除外します。

 

メソッド (実験方法) 

 

研究時点で得られた情報のみを記載します。なぜ、どのように実験が実行されたか、その正当性を主張することがキーポイントです。このセクションは人称代名詞を使用せず、また過去形で記述します。 (例 “In our study, we perform...”とは書かないこと。)

 

すべての情報はあらゆる専門家が同じ結果を再現可能なよう記載します。薬剤、化学物質の容量および、投与経路、装置、そして括弧内に製造者の名前と住所を明記します。

 

既に出版されていながら認知度の低いメソッドについては短くレファレンスしておきます。一方、新しいメソッドについては詳細まで説明します。

 

すべての頭字語や統計用語は、最初の使用時に定義する必要があります。IUPAC-IUB (Biochemical Nomenclature and Related Documents, 1992)と Système International d'Unités (SI)で表記されている略語以外も同様です。略語は論文内に3回以上使用する場合に限り使用します。ジャーナルによっては、定義不要の略語のリストを提示しています。

 

結果 

 

最も重要な知見から書き進めます。メソッドと同様に過去形で記述。

 

最重要な記録だけを記載します。すべてのデータは必要はありません。(ジャーナルによりますが)補足情報は通例、補遺部分に記載します。

 

数値結果は絶対数とその導関数の両方で記載します。(例 パーセンテージ)

 

統計においては ‘random’, ‘normal’, ‘significant’のような本来テクニカルな用語の不正確な多用を避けます。

 

考察 

 

研究の新たな側面、主要な貢献について強調し、結論へと論理を展開します。

 

前のセクションですでに記載した詳細データ、情報については繰り返す必要はありません。

調査結果の今後の研究への可能性とその限界を考察します。

裏付け情報のない主張は避けます。

 

補遺

謝辞、リフェランス、図説、表、補足情報で構成されます。しかし、ジャーナルによって、例えば、リファレンスのスタイルが異っているように、それぞれに多少異なりますので、事前にガイドラインをチェックすることが必要です。

動詞の時制について 

一般的には、過去に発生した事象;研究経過、観察、データのリポートは過去形で記述します。全体的な結論、前の研究者の結論、一般的に認知されている事実に関しては現在形を使用します。よってアブストラクト、メソッド、結果は過去形で。イントロダクションと考察は現在形で書くことが一般的です。

 

略語について

IUPAC-IUB (Biochemical Nomenclature and Related Documents, 1992)と Système International d'Unités (SI)で表記されている略語以外は、最初に使用する時に括弧で表示します。論文内で4回未満の使用であれば、略語表記にしないこと。ジャーナルによっては、定義不要の略語のリストを提供していますのでチェックするとよいでしょう。 

学術用語  

 ASM journal の以下のページ"Molecular and Cellular Biology" http://mcb.asm.org/misc/journal-ita_nom.dtlをご参照下さい。

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